テツロウハナサカです。
いつもありがとうございます。
畑で育てているトマトのお花が美しく咲いていました。
昨日、撮影したお写真になります。
わたくしが『農ある暮らし』を始めたのは故郷の頴娃町にて、2002年の秋、20代後半の頃でした。
同じ頃に敬愛する榊莫山先生の書に出逢いました。
読売新聞の記事に使われていた書でした。
本当に感動しました。
新聞記事の書を切り抜いて、いつもよく見えるタンスに貼りました。
あのときの素晴らしい感動は、今でもはっきりと覺えています。
この書の出逢い以降、莫山先生の本を通して、今まで知らなかった書の世界を教えていただきました。
わたくしと同じ寅年のお生まれだった榊莫山先生は2010年に他界されました。
榊莫山先生に感謝しております。
子どものときは『楷書体」を修練してきましたが、書は楷書体以外にも樣々な書き方、いろんな表現方法があります。
その中でも、愛のある美しい書を見るとわたしはしあわせな氣持ちになります。
先人の方々が殘してくださった美しい書は、この地球の宝物ですね。
書の美しさとは?
自分に問うてみます。
一般的なきれいな字、お手本的な字とは別です。
一言でいうと、
『自然であること』
そう想います。
だからこそ、自然に學び、自然を深く知り、自然と触れ合うことが大切なような氣がいたします。
農ある暮らしを實踐することで、日々、自然を意識し、自然と調和した暮らしになっていきます。
わたしにとって『農ある暮らし』に特別な想いがあるのも『農ある暮らし』が、書の世界に素晴らしい影響を与えてくださるからだと想います。
自分で育てた野菜をはじめ、自然の美しさを書や書画に表現することは、わたしの人生の樂しさ、喜びです。
今年は、今のところトマトの成長が良いので、うれしいです。
これから、畑で収穫したトマトを、妻といっしょにいただく日が樂しみです。
感謝いっぱい。
ありがとうございます。