墨を摩るの「摩」は薩摩の「摩」

昨夜、ふと目にした雑誌の広告。

墨を摩る

このフレーズに目が留まりました。

わたしは今まで「墨をする」の「磨る」の漢字が、どこかでしっくりきていなくて、不思議とこの「摩る」という漢字に出逢っていませんでした。

 

そして今のタイミングで出逢いました。

しっくりきたんです。

 

わたしは鹿児島で生まれ育ちましたが、薩摩は今の鹿児島県の西部にあたる呼び名。

「薩」も「摩」もわたしにとって馴染みのある漢字です。

 

」は

梵語の音訳に用いられる字で、そのために作られたそうです。

また「薩摩」の略の意味もあるそうです。

 

」は

『こする』『さする』『触れる』の意味があるそうです。

梵語の音訳字としても使われるそうです。

摩訶や摩尼などありますね。

 

こう書き出すと、つくづく薩摩という言葉はスピリチュアルな感じがします。

 

書の世界は墨を摩ることに醍醐味があります。

そう感じています。

 

2014年8月3日にこんなブログ記事の書いています。

 

墨の色の美しさは黒髪の黒い瞳の美しさ
http://wp.me/p4j741-2ni

 

墨の色は真っ黒だけではないです。

奥深い黒、味わい深い黒にわたしは魅せられています。

 

これからも紙をひろげ、墨を摩り、筆を手にし、書を書き、樣々な素晴らしい美しい黒の色に出逢っていきたいと想っています。

 

 

今日もお陰樣です。

感謝いっぱい。

ありがとうございます🌺✨

書家 テツロウハナサカ

a calligrapher Tetsuro Hanasaka JAPAN

 

 

書家として歌うこと

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2016年が始まり、今年2回目のライブ演奏をしてきました。場所は鹿児島中央駅前にある『アミュ広場』。「姶良霧島地域商工会まるごとフェア」というイベントで、お昼の12時30分からの出番でした。ここの場所で正式に歌うのは實は初めてのことでした。ステージ上で様々な想いが浮かび上がってきた、そんなライブになりました。今年の9月に42歳を迎えますが、1974年の寅年に、この星に生まれ、南九州市頴娃町で少年時代をすごし、今も鹿児島の地に暮らしていますので、ここ鹿児島中央駅にはいろんな思い出があります。いろんなご緣のある鹿児島中央駅の前で歌わせていただいたこと。うれしかったです。たくさんの祝福のエネルギーを感じました。この日演奏した曲はすべてオリジナルソングで

1.しあわせのはな 2.すずめ 3.土ある暮らし 4.旅は續き菜の花が咲く 5.風と歩けば

の5曲を演奏させていただきました。

 

《歌&ギター&ハーモニカ》
テツロウハナサカ

《ダラブッカ》
齊藤大佑

 

わたしにとって歌を歌うことは、人として大きな喜びです。子どもの頃から音樂が大好きで、歌もギターもハーモニカもタイコも大好きです。わたしの本業は『書家』ですが、『書家』として實践を重ねながら、大好きな歌も歌わせていただける今の状況に静かな喜びを感じています。これからも、ますます喜んでいただけるよう生きていきます。

左のだいさんはパートナーの弟さんで、最近入籍しました。だいさん、おめでとうございます。これからますますのご多幸を。

 

今日もお陰樣です。

感謝いっぱい。

ありがとうございます🌺✨

書家 テツロウハナサカ

a calligrapher Tetsuro Hanasaka JAPAN