井上雄彦さんの『親鸞』屏風を観て来ました。

てつろうです。

いつもありがとうございます。

 

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鹿児島市の天文館にある東本願寺別院で開催された

井上雄彦さんの『親鸞』屏風を観に行って来ました。

 

井上雄彦さんは鹿児島県伊佐市出身の漫画家。

屏風の写真撮影は禁止でしたのでここにアップはできませんが、上記のフライヤーに写っている大きな屏風が展示されていました。

フライヤーに井上雄彦さんが屏風といっしょに写っているので、その大きさがお分かりになると想います。

使っている色は書道と同じ墨色オンリー。

わたしは書道を実践していますので、井上雄彦さんの作品から今まで刺激や学びをいただいてきました。

 

会場はお寺の中ということもあり、背筋が伸びるような雰囲気でシーンとしております。

 

作品の目の前に立ち、作品をそして親鸞聖人の顔をジッと眺めました。

 

展示されていた説明文に井上雄彦さんも書かれていましたが、

親鸞聖人のようにたくさんの方々に親しまれ、愛されている方を描くということは大きなプレッシャーだっただろうなと想います。

もし「お釈迦様を描く」となった場合と同じようなことだと想うんですよね。

 

親鸞聖人の顔は美しかったです。

 

素晴らしい仕事をされているなと想いました。

故郷の頴娃村では、わたしの家も近所も、周りのほとんどの家が浄土真宗でした。

浄土真宗といえば親鸞聖人ですが、

実は親鸞聖人は独立開宗の意志は無く、法然に師事できたことを生涯の喜びとしたそうで、宗旨名として「浄土真宗」を用いるようになったのは親鸞の没後だそうです。

親鸞聖人、素晴らしい。

 

昔の偉大な聖者をこうして現代の素晴らしい漫画家が描き、こうしてわたしの目の前に表してくださっている、ありがたいことだと想いました。

今日も刺激と学びをいただき、感謝いたします。

 

 

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外に出ました。

晴れています。

空と雲がきれい。

 

そして入り口の掲示板に目を向けました。

 

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維摩経でした。

 

高原の陸地には

蓮華を生ぜず

卑湿の淤泥に

いまし蓮華を生ず

(維摩経)

親鸞聖人『教行信証』「証巻」

 

今の自分にジャストで驚き、感動しました。

 

 

お昼から与次郎へ。

少年たちが美しい松の近くで野球をしていました。

 

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指宿商業高校の野球部が九州高校野球大会で決勝に進まれたそうです。

指宿商業高校の野球部の内村監督、今年の8月にお知り合いになり、わたしのファーストシングル『しあわせのはな』を購入してくださったんです。

決勝に進まれたというニュースを知った時、うれしい気持ちになりました。

 

本日、鴨池球場で神村学園と決勝戦でした。

惜しくも破れましたが、たった15人しか部員がいない指宿商業高校の野球部がここまで健闘されたことは素晴らしいことだと想いました。

 

 

今日もお陰さまです。

ありがとうございます。