13歳のシロは、昨年から耳が聞こえなくなりました。
そのことに氣づいたときは悲しい氣持ちになりました。
「シロ」と呼んでも、ほとんど氣づいてくれない。
耳が聞こえないことでバランス感覺が鈍ったのか、いっしょにランニングをしているとつまずくことも増えました。
でもシロは今でも相変わらず、ひょうきんで明るくて元氣です。
当の本人(本犬)はその事実に対して全然「不幸」と捉えていない樣子。
耳が聞こえなくなった分、人にはわからない何かを以前より捉えるようになった氣がします。
そんなシロからわたしは、共に暮らした13年間いろんなことを教わりました。
幸も不幸も、過去の出来事も、今、目の前のことも、自分の見方、捉え方で変わっていくものですね。