榊莫山先生とふしぎの海のナディア

今日はさわやかな天氣でした。

布団も干しました。

朝のランニングを終えて、近所の重富駅に立ち寄りました。

 

剣の平と列車。 2018.3.10   8:29

 

霧島連山を撮影。

 

最近、妻といっしょに『ふしぎの海のナディア』というアニメを観ているのですが、

霧島連山にかかっているこの雲が、『ふしぎの海のナディア』に出てくる万能潜水艦『ノーチラス号』のようだと想いました。

そして今、web上で調べていて氣付いたのですが、『ふしぎの海のナディア』の画面タイトル題字の「海」の字が、

なんとわたしの敬愛する榊莫山先生が書かれた字とのことでした。

 

榊莫山先生は2010年に他界されていますが、アニメの題字の字を書かれていたことは全然知らなかったので、こうして今知ることができてうれしいです。

ブログを書くことで、いただいたギフトになりました。

 

わたしは、30歳の頃に榊莫山先生の書に出逢い、心から感動して、

書の素晴らしさ、書を書く素晴らしさを、榊莫山先生の書や本を通して教わりました。

榊莫山先生にお逢いすることはできませんでしたが、

榊莫山先生が殘してくださった書や本を通して、これからも學ばせていただきたいと想っています。

ありがとうございます。

 

 

梅山の野鳥

今日は早朝に『野鳥』を書きました。

右上には神代文字のカタカムナも入れました。

カタカムナを書くときは、いつもエネルギーを感じます。

現在暮らしている『梅山』集落では最近、野鳥が増えてきました。

まだ名前も知らない野鳥も見かけることがあります。

自宅には、落葉樹であるエノキやサクラの木がありますが、まだ葉が付いていないので、落葉樹に來てくれた野鳥は特に見つけやすいです。

これから夏に向けて葉が出てくると思いますが、野鳥を見つけるのには、良い時期ですね。

趣味で野鳥を観察し、樂しむ人を『バードウォッチャー』と呼ぶらしいですが、わたしもちょっとしたバードウォッチャーです。

 

筆が天空を舞うように

今日は七十二候『霞始靆』の日でした。

本日、書いた書です。

 

今年に入った頃から、筆の持ち方が変わりました。

今日のこの書は小筆を使って書いたのですが、

筆を持つとき、意識的に一番上の方を持つようにしているんです。

小さな筆になると、筆を上から覆いかぶさるような感じの持ち方になっています。

 

ではなぜ、このような筆の持ち方をしているのかといいますと、

あえて、筆を不安定な状態にして書きたいからです。

 

子どもの頃は、それこそ筆の一番下あたりを持って書いていました。

先生のお手本を見ながら、とにかくきれいな美しい字を書くことが第一条件でしたので、

「こう書きたい」とイメージした通りに書くことを求めていました。

筆の下を持つほど筆は安定し、ブレを軽減できますが、

その分、腕や筆の自由な動きが減るように想います。

 

今は、きれいな字を書くことが目的ではないで、

逆に筆をあえて不安定な状態にして、自分以外の力や筆の運びを樂しみたいんです。

いつもまず自分がドキドキしながら書いていたいんです。

筆が天空を舞うように。

線の揺れも樂しんで。

書の基本、型を大切にしながら、

日々、書を自由に書いているうちに、

今は、自然とこのような筆の持ち方、スタイルになっています。

 

 

チューリップを描いた立春の日

妻がチューリップを買ってきて、部屋に飾りました。

黄色い花瓶に生けられたこのチューリップは、とても美しいピンク色で、ハスのようだと想いました。

チューリップが昔から大好きなんです。

「このチューリップを描きたい」という想いが、自然に湧き上がってきたので、

本日の立春の日に現物を見ながら、描きました。

詩も入れました。

 

立春ノ日 雪ガ降ッタ

野鳥が増エテキテ

賑ヤカニナッテキタ

オ日樣ノ光ガアリガタイ

 

寒い日で、手がかじかんだけど、

「それもきっと、線の味わいになるさ」

と想っています。

その時々の自然(氣温、湿度、自分の體調など)の状態が表せるのが、書の魅力だから。

二十四節氣では、立春の前日である「節分」を大晦日、春の始まりである「立春」をお正月と考え、一年の区切りとしているそうです。

2018年の立春の日。

氣持ちを新たに、ますますうれしい、樂しい、しあわせな、素晴らしい人生にしていきたいと想います。

 

 

愛して 身をもって 天下となす

今日は老子のお言葉を書きました。

『愛して 身をもって 天下となす』

いつものように、半紙サイズの手漉きの天然和紙に書きました。

この作品で使用した筆は1本のみです。

最近は、「少ない道具でいかに表現できるか」という表現を樂しんだりしています。

この『愛して 身をもって 天下となす』の訳をfacebookで見つけたので、ここでも紹介させていただきます。

 

愛して 身をもって 天下となす
(老子十三章)

人閒として、この世に天地自然から授かった命を、

自己を深く眞剣に、

愛して生きていければ、

なんと尊い存在であるということを知り得るであろう。

人閒は時として、自己の生命活動の素晴らしさを無感覺に過ごしてしまうことがある。

物質的に手にできる「オカネ」を熱愛してしまい、自己を愛することを忘れてしまう。

氣づいて欲しい。

自分が人閒として生まれ、

人閒として無限の創造性と、無限の可能性を實現し得る存在だということを。

 

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ここ最近、小学1、2年生の頃の感覺を思い出しています。

この頃に大好きだった『機動戰士ガンダム』最近不思議と観たくなり、

GEOでDVDをレンタルして観ました。

あの頃は、日々の生活のために必要なお金のことで心配することは無く、

未來は希望にあふれ、

無限の可能性をどこかで信じていたような氣がします。

あのときの素晴らしい感覺を思い出せたこと自體がギフトだし、

これからも、この素晴らしい感覺を持ち續けていたいです。

そして『自己を深く眞剣に、愛して生きる』ということも忘れずに生きていこうと想いました。

 

 

耐雪梅花麗の書

今日は西郷隆盛先生の漢詩の一節『耐雪梅花麗』を書きました。

ネットでたまたま英語の一節も見つけたので、左の方に入れました。

2年ほど前から、多くの「絵の入った書の作品」を生み出した経験が、

今日のような、絵を入れない作品にも「生かされている」と感じ、うれしくなりました。

無駄なことは何一つ無く、すべての實踐がいつか生きてくる日が來るんですね。

耐雪梅花麗 雪に耐えて梅花麗し ゆきにたえてばいかうるわし

 

夕方、妻と近所の重富海水浴場に散歩に行きました。

2014年から2016年まで、ここのすぐ近くに暮らしていましたが、

あらためて素敵なところだと想いました。

 

わたしの暮らす梅山は今日も寒い日でした。

厳しい寒さを耐え忍ぶからこそ、初春に美しい花を咲かせる梅の花。

早起きをして、早朝の厳しい寒さに耐えてこそ、お昼のポカポカ陽氣に、しあわせをますます感じる。

これは、新聞配達をしていた頃に体にしみついている経験です。

種を蒔いた日々の實踐が、いつの日か、花咲くことを信じて、自分のマイウェイを歩いていこうと想います。

 

 

『かわなべ森の學校 収穫祭2017』を終えて

かわなべ森の學校で開催された『かわなべ森の學校 収穫祭2017』に參加してきました。朝一からすでに風が強く、とても寒い日になりました。ライブ演奏の出番はトップバッターで、9時頃から演奏を開始したのですが、ギターを弾く手が寒さでかじかみました。演奏した曲は『土ある暮らし』『小舟』『すずめ』『しあわせのはな』で、4曲のオリジナル曲を演奏しました。

書道出店は、持參したテントを張って、外で出店する予定だったのですが、強風の吹く外での書道出店はあきらめて、急遽、予定変更し、校舎の中で出店させていただきました。校舎の中にも冷たい風が吹き込み、太陽の光がほとんど届かない校舎の中も寒かったです。そんな寒さの中、歌を歌った後に、笑顔を拝見したり、書のご依頼をいただいたお客樣が喜んでくだったようで、お金を追加でくださったりと、書や歌を通じてみなさまの笑顔に出逢えたことは、喜びでした。ほんとに寒い一日になり、こんな厳しい状況の中で、出逢えたみなさまの笑顔にしあわせを感じた日でした。

 

あさっての2017年11月26日(日)は、鹿児島市の「かんまちあ」で開催される『生命のまつり2017』で書道出店いたします。歌も歌わせていただきます。ライブ出演の時閒は、朝の11時頃からだそうです。当日、急遽、時閒の変更もあるかもしれません。ご了承ください。あさって、鹿児島市のかんまちあで、みなさまにお逢いできることを樂しみにしています。

 

 

湧水マルシェ2017

先日の11月3日、文化の日に

霧島アートの森で開催された『湧水マルシェ』。

妻といっしょに姶良市は重富から、

朝の6時頃、車で出発し、

書道出店をしてきました。

 

ハガキサイズの書を3日にかけて、100作品書いてきました。

すべて一枚一枚手書きです。

美しい和紙に書かせていただきました。

 

霧島アートの森は標高が700メートル
ほどあるところにあるそうです。

 

テツロウさんのギャラリーに來たみたいだったと言ってくださった方もいらっしゃいました。

 

雨が降ったり止んだりの天氣で、

書がぬれないように、氣を使い、

寒い日だったけど、

妻と共に本当に素晴らしい思い出ができました。

 

今日は、この湧水マルシェで、

即興の書を注文いただいた方から、

書を『家宝に致します』とのコメントをfacebookページにいただきました。

生きているうちに、こんなうれしいお言葉をいただけて、

わたしは本当にしあわせ者です。

感謝いっぱい。

ありがとうございます。

 

 

農の喜びを詩書画にして

今朝、自家採種した八丈オクラを見ながら、書きました。

『八丈オクラ

固定種

自然農デ育テ

自家採種シタ

喜ビノ秋

來年ノ

種オロシガ

樂シミダ』

まずオクラを中央に描いて、

この時思い付いた言葉を書きました。

自家採種したオクラは、茶系の色なのですが、あえて墨色で表現してみました。

結果的に今日の作品は詩書画の書になりました。

わたしは詩と書と画が一枚の紙に表現される詩書画三絶の世界、表現が大好きです。

この世界を知ったのは敬愛する榊莫山先生の本がきっかけです。

榊莫山先生は他界されましたが、榊莫山先生が殘された作品を通して、

今でも學ばさせていただいております。

ちなみに自家採種したオクラを初めて取り出してみたのですが、

一つのオクラから約60粒ほど採れました。

近くにいた妻に、この喜びを傳えました。

うれしい、樂しい、しあわせです。

 
 

昨夜、敬愛する山田洋次監督の映画『小さいおうち』を観ました。

自宅で妻といっしょに鑑賞しましたが、素晴らしい映画でした。

今日もまだ映画の余韻が殘っていました。

山田洋次監督の映画『男はつらいよ』が、

わたくしが生まれ育った小さな街の穎娃町の石垣集落で、

わたしがまだ子どもの時に撮影に來られたことがありました。

何かしらご緣を感じています。

渥美清さんが石垣に來られた時に、

両親がいただいてきた渥美清さんのサインが家に飾られていたことを思い出します。

小さいおうちでした。

 
 

今年の夏に、NHK大河ドラマ『西郷どん』のロケに、ご緣あって參加させていただいたのですが、

隼人町のロケ現場で、たまたまお目にかかった女優の黒木華(くろきはる)さん。

この時はまったく知らない方だったのですが、

この映画で黒木華さんの

お役の名前が

『タキ』でした。

わたしの今までの、webでの投稿を讀まれたことのある方は、ピンと來たと思いますが、

穎娃町で暮らしている、うちの93歳のばあちゃんの名前が『タキ』です。

 
 

母の母『中村タキ』です。

母の妹の子で、『華子(はなこ)』という、いとこがいるのですが、

華子の息子の名前が『ハル』なんです。

人生とは不思議なものですね。

 
 

宇宙のありがたい采配を感じます。

人生ってうれしいものですね。

ありがとうございます。

 

 

妙行寺で書かせていただいた『元氣』の書

昨日の妙行寺の『お寺ひがん市』の書道出店で、親子連れの方が書の依頼をしてくださったのですが、お子さんがマスクをしており、病院帰りで立ち寄られたとのことでした。元氣になるような言葉を書いて欲しいとのことでしたので、そのまま『元氣』と書かせていただきました。『氣』はもちろん旧字体を使わせていただきました。わたしの書がご病気の方に、少しでもお力になれることがあるのかもしれないのだなと想いました。これからも、ご病気の方にも、お力になれる書を書かせていただける機會があれば、喜んで書かせていただたいと想いました。※添付した写真は昨日の樣子ですが、他の親子連れの方です。

陰極まれば陽を生じ、陽極まれば陰を生ず、此れ卽ち循環する。

2017年8月も今日が最終日。

『陰極まれば陽を生じ、陽極まれば陰を生ず、此れ卽ち循環する。』

と書きました。

書いた時閒帯は早朝です。

涼しい時閒帯に書くと仕事もはかどります。

久しぶりに筆を使って英語を書きました。

先に英語を書いた今回の書。

新鮮でした。

「循環」というお言葉に同調して、最後はカタカムナで「ありがとうございます」と書きました。

チチビスコで開催していた書の會で、カタカムナをみなさんといっしょに樂しんだことを思い出しました。

 

2017年も明日から9月に入ります。

こらからもハナサカブログをどうぞよろしくお願いいたします。

いつもありがとうございます。

 

ますます良くなる2017

早朝の4時半頃に書いた書です。

『ますます良くなる』

「良」の字は、

隷書體の書き方を參考にしながら、

独自の書き方で書いてみました。

自分なりにもっと書きやすくて、しっくりくる「良」の書き方を模索しているところです。

 

書を書き終え、ランニングを済ませて、自宅に帰ると、ドアに大好きなカマキリがいました。

ハラビロカマキリでした。

いつも單独行動で、なんとなくひょうきんなカマキリに親しみを感じています。

どんどん良くなる。

ますます良くなる。

感謝いっぱい。

ありがとうございます。

 

線のゆれ

涼しい朝でした。起きて、シロといっしょにランニングをしましたが、わたしもシロも、いつもより足取りが軽かったです。

今日は小筆を使って『一から十』まで漢字で書きました。線がゆれている箇所もありますが、この書に関して、うまく書かなければならない理由が無いので、線の揺れも樂しみました。近所の海岸に打ち上げられている流木が頭に浮かびました。ゆっくりじっくり樂しみながら書きました。お陰樣で、線はゆれていても良いのだと、自分にOKを出せた書が書けました。

自分の中にある宝に出逢えた喜び

今朝は涼しく感じました。

そして飾ってあるお氣に入りのカレンダーを見ると、

今日は七十二候の『天地始粛 てんちはじめてさむし』の日でした。

web上で調べると、

〜「粛」は縮む、しずまる、弱まるという意味で、夏の氣が落ち着き、万物が改まる時季とされています〜

と書いてありました。

なるほど。

なんかピッタリだなーと想いながら、書きました。

「粛」は旧字體の「肅」で書きました。

筆は昨日と同じく、熊野筆の小筆を使いました。

書き上げて、自然と喜びがあふれてきました。

さっそく宇宙一の妻に、そのことを傳えました。

書に関して、どこかで探してきたことを、

ようやく見つけたような感じがあります。

自分の中の泉、源泉、宝に出逢えたような感じもあります。

それは自分の心との対話の中でです。

自分にしかわからない感覺なのだと想います。

實踐を重ね、出逢えたこと。

實感。

書道を始めたのは小學1年生の時なので、

あれから、37年ほどの月日が経ちました。

本当に良かったです。

未來は明るいです。

たくさんのお陰樣で書かせていただいております。

いつもありがとうございます。

収穫した野菜を描く喜び

今朝、畑で育てているナスを収穫しました。ナスは今まで何囘か描いてきましたが、今日は墨色だけで表現してみようと想いました。

ナスの輪郭と『秋茄子』は最近購入したばかりの、熊野筆を使いました。小筆なのですが、書きやすいです。筆管が自然素材なのも良いです。

昨年から、独學で本格的に繪を描き始めたのですが、最近は色を塗りすぎないこと、描き過ぎないことを心がけています。日々、實踐を重ねるうちに、その方が墨色やにじみ、そして筆のタッチが、より美しく表現できると氣付いたからです。和紙ならではです。

今日は自分で育て、収穫したお野菜を描きましたが、収穫したお野菜を描くとき、やっぱり思い入れが違ってきます。ということは、描いた繪、そして作品の愛がますます大きくなるということなのかもしれません。

自分の畑でお野菜を作り、こうして書にも活かせて、うれしく想います。これからも、大好きなお野菜を描くことを樂しみにしています。

向日葵に感動した日

朝、ランニング途中に通り雨がありました。雨が上がり、晴れたタイミングで元氣に咲いているひまわりを見かけました。思わず立ち止まり、暫し観察。雨に濡れた後のひまわりは、キラキラして見えました。ひまわりの黄色は、なんともいえない美しい黄色で、エネルギーに満ち溢れていました。感動したので、今日はひまわりを書こうと想いました。帰宅し、『向日葵』と漢字で書きました。筆をいろいろ変えながら、5枚くらい書きましたが、結局最初に書いた書を選びました。書は宇宙エネルギーなので、一番最初に書いた書が、結局一番良かったということはよくあることです。書から宇宙エネルギーをダイレクトに感じる。書の醍醐味です。

般若心経2017

今日は『般若心経』を久しぶりに全文書きました。細かいことはあまり氣にせず書きました。紙は手漉き半紙です。部屋の中でも30度を超える暑さの中で書いたのですが、書いている最中は暑さのことはほとんど氣になりませんでした。書いている途中に、小さな地震もありました。そんな中でも、不思議と心はおだやかです。般若心経を書いている途中だったので、なおさらのことだったのかもしれません。不安はゼロでした。いつでも、書を書いている最中が、最も至福の時でありたいです。

処暑2017

今日は二十四節氣『処暑』の日ですね。手漉き半紙に『処暑』を書きました。「処」は旧字體です。本日の書は、朝に書きましたが、外は晴れており、真夏に比べると涼しさを感じました。書はその時の天氣や自分の状態が影響するので、書を書くことで、その日の温度や湿度、そして自分の體調を知るきっかけになったりします。その時々の紙や筆や墨などの道具、天氣、自分の状態などすべてを最大限に活かせた時、素晴らしい書が生まれるのかもしれません。まさに一期一會ですね。

ますますうれしい樂しいしあわせ2017

今日は獅子座新月の日。『ますますうれしい樂しいしあわせ』と書きました。カタカムナもいっしょに書きました。先ほどノートに新月の願いごとも書きました。この『新月願いごとノート』は2015年から使っているものですが、今まで書いてきた「願いごと」を讀み返してみると、あらためて自分自身が實現したいこと、やりたいこと、経験したいこと、望むことがより明確になってきているのだなと想いました。手探りでも、こうして書き殘してきたノートがわたしの宝になっているのだなと想いました。書くことの素晴らしさを實感でき、うれしいです。

先人の書に感謝して

今日は般若心経から『色即是空 空即是色』を書きました。今まで、般若心経は何回か、全文、書かせていただいたことがあります。榊莫山先生や良寛の般若心経を本や雑誌で拝見し、感動したことがあります。先人の書に出逢い、感動し、書そのものからいろんなことを教わり、エネルギーを感じ、そして励まされ、今のわたしがあります。先人の素晴らしい書に感謝して、これからも書を書いていきたいと想っています。

草の文化

今日は『七十二候 ふかききりまとう 蒙霧升降』の日でした。

書きました。

 

妻とコーヒーショップで、良寛について書かれた本を讀んでいます。

長く良寛を研究してこられた新潟大学名誉教授の加藤僖一さんは、

本の中でこう語られています。

『書では楷書、行書、草書と大きくわけられるんですが、中国の文化は楷の文化。力強く、立体的です。一方で日本の文化は、草の文化と呼ばれます。中国的な力強さを組みほぐしてやわらかさを表現している。ここが日本的といわれるゆえん。』

わたしが草書に魅力を感じ始めたのは、ここ數年のことなのですが、

それは良寛の草書に大きな魅力を感じたからです。

素晴らしい草書を殘された良寛の書がわたしは大好きです。

やさしくて、あたたかくて。

今朝も畑に立ちました。

草を敵とせず、

草といっしょに、

仲良く、

お野菜を育てる自然農を實踐中ですので、

『草』という字の入った

『草書』という響きにますます親しみを覺えています。

學生の頃はなんだか難しそうでまったく興味の湧かなかった『草書』ですが、

最近は草書がもっとも興味のある書體になっております。

 

山の日2017

今日は山の日でした。自宅近くの重富漁港から見える櫻島を、スケッチブックに書きました。ここからの櫻島は何囘か描いてきましたが、今日は鉛筆を使いました。どこかで鉛筆を使って、輪郭を描くことに苦手意識があったのですが、そんな苦手意識を払拭できた氣がしました。昨年の夏頃から本格的に繪を、独學で描き始め、今ではすっかり普通のことになりました。以前は「今から繪を描くぞー!」と意気込んで描いていたのに、今では「今日は繪を描くかー。」と日常的な、気負わない感じなんですね。書を書き始める感覺に近づいてきたような氣もします。繪を描く數をそれなりにこなしてきたことが、良かったのだろうと想っています。とにかく『數をこなしていく。量をこなしていく』。このことを想いながら、樂しみながら、書や繪を書く日々です。

直感を大事にして、書を仕上げる

お陰樣で、ピーマンが豐作です。

筆ペンを使って、

手作りラベルを作り、

今朝収穫したばかりのピーマンを袋に入れて完成です。

妻のご両親に差し上げました。

 

今日は妻のご両親にいただいた『長茄子』を見ながら書きました。

今までは、繪を先に描いて、

繪に色を入れてから、

最後に、文字を書くスタイルでした。

今囘はナスの輪郭を描いた後に、

通常ならここで繪に色をいれるのですが、

先に文字を入れたくなったので、

『長茄子』と草書體で書きました。

そして作品をジッと見ていると、

この作品は色は入れない方が良いと判断し、

墨色のみの作品になりました。

ナスの色はみなさまのご想像におまかせしたいと想います。

その時々の直感を大事にしていきたいです。

 

掛軸に『敬天愛人』の書を書いた日

今日は頼まれた『敬天愛人』の書を書きました。個人の方から、掛軸の作品を頼まれたのですが、掛軸にはすでに紙が貼ってある状態でした。本当に一発勝負でした。外は晴れておりました。貴重な経験をさせていただきました。

掛軸の『敬天愛人』の書は、今日の朝に書かせていただこうと、決めていました。満月の日だったし、マヤ暦でも「銀河の活性化の入り口」の日で、銀河につながりやすい日でした。

 

本日の書です。『水瓶座 満月』と書きました。

明日は8月9日、妻と出逢った想い出深い日です。2009年でした。場所は鹿児島市の黎明館。

現在は姶良市の重富に暮らしていますが、鹿児島市内を離れたからこそ、鹿児島市が以前より愛おしく感じています。

 

夏の敬天愛人

今日は夕方に、自宅近くの重富の海岸に來てみました。風が涼しいので、ここでブログを書こうと思い、iPhoneをバックから取り出して、海と櫻島を眺めながら書いています。iPhoneで書くブログはこんなことも樂にできて良いです。アウトドアのイスに座って涼んでいらっしゃる方もいます。

 

今日は『陸蓮根(おかれんこん)』を書きました。オクラの別名だそうです。オクラがおいしい時期ですね。穎娃町でオクラを初めて作ったときに、1日ですぐに大きくなるオクラに驚いたことが懐かしいです。

 

ちょうど一年前に書いた【敬天愛人』です。シロの繪も描きました。繪を独學で、本格的に描き始めたのは、昨年からです。暑い4畳半の部屋で汗を書きながら書いた覺えがあります。その時の細かなことはあまり覺えていなくても、こうして過去の作品を振り返ると、書を書いて良かったなと想うのでした。

 

古梅園の墨

蒸し暑い日が續いています。昨日の夕方、鹿児島市内にいたのですが、すごい湿氣でした。その後、雨が降りました。今日は七十二候の『土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)』でしたが、この言葉のような日でした。本日の書は『土潤溽暑』を書きました。氣温が30度ほどあった蒸し暑い室内で書きましたが、暑さや湿度に書も影響を受けているようです。〜書の道具について。。。ここのブログでアップしている書は、基本的にいつも手漉き半紙に書いています。墨は固形墨の油煙墨です。最近手に入れたお氣に入りの、この油煙墨は古梅園という製墨業の会社のもので、創業1577年、日本最古の製墨業の会社でした。このことを知らないで、この油煙墨を手に入れたのですが、墨の裏に金色で書かれている『古梅園』をインターネットで調べたら、この事實を知り、感動したのでした。この固形墨は香りが良くて、天然水を使って墨を摩るのが、ますます樂しくなりました。

繪を見ていただく恥ずかしさは超えた

鹿児島市の鶴丸城にあるハス。

たくさんの蕾が出ていました。

昨年は、ここでハスをスケッチした日がありました。

 
 

今日は繪について書きたいと想います。

本科的に繪を描き始めたのは、昨年からです。

それなりにたくさん描いて、インターネット上にもアップしてきました。

繪は独學で描いているので、どこかで繪を見ていただくことの恥ずかしさがありました。

自信もあまりありませんでした。

今では、日々繪を描くことが自然になってきているし、

繪を見ていただく恥ずかしさも、

今ではほぼ無くなっていることに氣づきました。

自分のペースでそれなりに數をこなしたこと、實踐を重ねたことが、良かったのだと想います。

なにより、繪を描きたい、描いた繪をインターネット上にアップしたいという氣持ちが強かったのだと想います。

繪を描くことが、自然と體に染み付いてきています。

數をこなすこと、量をこなすこと、實踐の大切さをあらためて感じています。

 
 

今日は購入した『米茄子』を見ながら書きました。

お野菜を描くことは喜びです。

わたしは本当にお野菜が好きなんだな。

畑ではナスやピーマン、トウモロコシ、オクラ、トマトなどを育てています。

自分で収穫したお野菜、そして、まだ作ったことのないお野菜を収穫し、書にできる日を樂しみにしています。

 

2010年の『夏のドラゴン』

故郷の穎娃町で朝を迎えました。

開聞岳が美しかったです。

今日は海の日でした。

 

この作品は2010年7月17日、ちょうど7年前に穎娃町で書いた『夏のドラゴン』です。

当時、新聞配達をしていて、新聞を配り始める頃に印象的な龍雲が出ていました。

新聞配達を終えて、龍雲を見た感動で氣持ちが高ぶったまま、自宅に戻り、すぐにこの『夏のドラゴン』を書いたことを思い出します。

この『夏のドラゴン』とは龍雲のことなんです。

書き終えてしばらくしてから、妹の長女「ひまわり」が生まれたと、母から電話が入りました。

この書は南日本新聞の『フェリア』に掲載された書になります。

 

姶良市に戻りました。

 

今日は暑い日でした。

シロは小さな桶に入りました。

 

夕方、妻と重富海水浴場にシロと散歩に行きました。

ここのすぐ近くに2014年6月から2016年9月いっぱいまで住んでいました。

あらためて素晴らしい海水浴場だなと想いました。

 

夕食前に『海』を草書體で書きました。

海はいいな。

 

書は一日で完了する

昨日、鹿児島は梅雨が明けて、今日は夏らしい天氣になりました。思川を撮影したこの写真は、よく見ると川の中で列車を撮影していらっしゃる方がいます。

梅山の自宅の近くには愛宕神社があります。御祭神は『火産靈命(ホムスビノミコト)』です。

今日は草書體で『朗』を書きました。書の雰囲氣や線質、書のエネルギーを樂しんでいただけたらうれしいです。

書は一枚一枚、その日に完成します。日をまたいで完成させることは無いです。わたしの場合はそうです。

書は基本的に、その日のうちに作品を完了させることができるのが魅力だと想います。

また、その場の宇宙エネルギーを紙に込めることができることも、書の醍醐味だと感じています。

最近はここのブログも、小さなことはあまり氣にせず、その日のうちにブログ記事を完了させることを心がけています。

iPhoneでブログを書けるようになったからこそ、ブログ記事を書くことも樂になりました。

今日の写真もすべてiPhoneで撮影しましたし、このブログもiPhoneで書いています。

お陰樣で『iPhone』いうツールが、とても役に立っております。

とにかくその日のうちに仕事を完了させる。最近、わたしが心がけていることです。

梅雨明け2017

本日、鹿児島は梅雨が明けたそうです。梅雨が苦手だったわたしも、今年の梅雨は人生で一番梅雨を樂しめたと想います。自分の見方次第で今、目の前のこと、目の前の出來事が自由自在です。今年の梅雨入りは6月6日でした。梅雨入りの日に書いた書はこちらでした。

2017年6月25日(日)にはMBCラジオ『スマイリー園田のライブ・アライブ』で3曲演奏させていただきました。

お陰樣で、素晴らしい日になりました。2017年6月29日(木)は妻のご家族が経營していた鹿児島市上之園町のチチビスコの閉店がありました。

上之園町にあったチチビスコの閉店はわたしにとって大きな出來事でした。

そして本日は『胡瓜』を書きました。梅雨に入った日も、梅雨が明けた日も、農に関する書を書いていますね。わたしは農が、土ある暮らしが本当に好きなんだなと想いました。今朝も早朝に、畑の草刈りをしました。そしてランチは自家焙煎コーヒーと自家製の天然酵母のパンを食卓に並べて、愛する妻といっしょにいただきました。體をいっぱい使った後のランチは、本当においしかったです。しあわせでした。今年もどこかキャンプに行きたいねと妻と話しています。樂しみです。