バックパッキングについて

てつろうです。

いつもありがとうございます。

 

鹿児島に近づいていた台風。

午前中にランニングを済ませ、iPhoneで天気予報を見ると「台風は消滅しました」と表示されていました。

 

夏至の日に台風が消滅。

 

印象に残る出来事でした。

 

とりあえずわたしのまわりでは台風の被害がなく、ホッとしました。

 

外は雨ということもあり、昔購入したアウトドア雑誌を読み返しました。

 

わたしはバックパックが大好きです。

1968年に出版され、バックパッカーのバイブルと呼ばれているのがコリン・フレッチャーの『The Complete Walker  遊歩大全』。

 

写真 1

 

 

そして今年の4月に他界された日本を代表するバックパッカー、加藤則芳さんの文。

 

現代に直接つながる『バックパッキング』の誕生は、1960年代後半にアメリカで起こった「ヒッピームーブメント」にさかのぼります。

既成の価値観に縛られたくない生き方を求めるヒッピーと呼ばれる人々は、自由を求めて旅に出ました。

精神世界に強く憧れる者は世界各地の聖地へ向かい、自然に惹かれる者は山へと近づきます。

~バックパッキングの旅は、自然を傷めません。

食事には最低限の水や燃料しか使わず、移動手段は基本的に自分の足です。

もともと自然保護の意識とともに生まれた文化ですからね。

 

 

2007年A&F COUNTRYのカタログから

写真 2

 

地球上の全ての生物は、

他のいかなる生物とも作用影響して自然を形成し生存しています。

人間も自然の一部です。

1960年代後半アメリカから始まった衣・食・住を背負って山野を旅するバックパッキングは、

我々が現代置かれている制度、価値観を変え自然との共存をはかっていかないと

やがて環境は壊滅的な結果になるという思いからスタートしています。

それは自然の中に融合して生きる知恵と自然の仕組みと生態を知る旅でした。 

 

 

歩くことは素晴らしい。

 

 

今日もお陰さまです。

ありがとうございます。