芸術とは

てつろうです。

いつもありがとうございます。

 

今日は雨がよく降りました。

 

芸術とは?

 

 

感動した記事をネットより転載させていただきます。

 

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1. 人間と動物の違い。(価値をつくる動物)

人間と動物の大きな違いは何でしょうか?
大きい脳、二足歩行するところ、言葉を喋る事。
いろいろあると思いますが、やはり芸術を持ち、そこに価値と言うものを置いているところです。

動物は非常に完成された存在です。
完成されたプログラム(本能)に従って生きています。
腹が減ったら、獲物を捕って空腹を満たすし、時期がくればパートナーを見つけて子供を作り、育てます。 そこには何の迷いもありません。
ですが、人間の場合そういった一つ一つの行動に対して、疑問がわいてきます。
なぜ自分は生きているのか?なぜ飯を食うのか?なぜ苦しみはあるのか?なぜ人は死ぬのか?
数え上げたら、きりの無い疑問を抱え込んでいるのが、人間と言う存在です。

人間はそう言った疑問を、文化によって埋め合わせる必要があります。
例えば、いちいち食事の時『なぜ自分は飯を食うのだろう?』と考えていては、生きていく事はできません。
文化には、そう言った疑問によって生活が苦しめられないように、補完する役割があると思います。
様々な疑問は、感謝、尊敬、摂理、美、道徳、正義、愛と言ったような、より高次の価値に置き換えられる必要があります。
宗教や科学そして芸術などの様々な文化は、そういった人間の様々な疑問に対して、答えをだすために存在しているとも言えます。

人間の存在には、もともと意味も根拠もありません。
なぜなら意味や根拠は、人間がつくり出しているものだからです。
動物は、意味や根拠を持たなくても日々生活しています。
ですが、人間はそれなしに生きる事は出来ない動物です。
それが無くては、人間はあふれる疑問を押さえる事はできません。
いままで神とは、人間という存在に意味を与える、一つの絶対的根拠でした。(つまり人間が作った神です)

20世紀のはじめに、『神は死んだ』と宣言した、哲学者がいました。
かれはキリスト教の道徳に疑問を持ち、その根拠一つ一つの起源を解きあかし、神の言葉とされているものの多くが人間の言葉であるという事をあきらかにしました。
その事によって、絶対的な根拠であった神と言う言葉を、もはや使う事ができない事に人間は気付きました。
つまり人間は、生きる根拠を“自分達の手”で探していかなくてはならなくなったのです。
もちろんその根拠は、ただ“生きる”と言う事であっても良いのです。

人間は社会を持つ動物です。そして社会と言うものにとても関心を持つ動物です。
社会と言う言葉を使うと、なにやら新聞の社会欄に書いてある事が、社会だと感じてしまう人が多いと思います。ですが人間が、二人あるいは三人以上集まれば、それは社会になります。

例えば性欲は、個人の問題であるが、セックスは社会的な問題、と言ったようにです。
セックスは互いの了承関係があってはじめて成立するものです。

人間の行為は、社会から了承される必要性が常にあります。
「そんな事は関係ない」と言っていても、一人で生きていける人間は滅多にいません。

社会とは、この了承関係の複雑な網の目とも言えます。
この了承関係が非常に複雑なのは、その決まり方が、文化的、歴史的背景に加えて、その時代の流行、そして個々の人間の価値観に左右されるからです。
つまり簡単な図式を描いて説明しきれないのです。

2. 芸術とはなにか?

芸術とは、この了承の網の目を作り変えようとする行為です。

たとえばピカソが天才と言われるのは、それまで存在した美の了承関係(美の常識)を根本からくつがえした事にあります。
芸術とは、社会的な価値を創造することそのものです。
芸術は、常に孤独な作業になります。 なぜなら、社会的な価値を変えようとあるいは、超えようとする行為だからです。
つまり優れた芸術として了承されるまで、芸術に社会的な意味や価値は発生しないからです。

芸術の難しさは、認められるまで、社会的意味や価値が発生しないにもかかわらず、その事を試み続けなくてはいけないと言う点です。

そして芸術の不思議は、それが個人的なものであるのにも関わらず、社会的なものであるところです。
芸術は個人のわがままであるとも言えますが、優れた芸術は常に社会的なものに変化してゆきます。
個人のわがままが社会を動かしていくのです。
芸術は個人から生まれた要請を、社会的なものに変えていく行為とも言えます。
もちろんそれは、技術でもあります。

ただこんな言い方をすると、とても難しく聞こえます。
ですが実は、価値の創造(芸術行為)はだれもが普段何気なくやっている事なのです。
(この事については、「3. あらゆる人は芸術家である。」に書きます。)

人間は、個人と社会という対立の関係の中に自分を置いています。(そういったイメージを持っています)
人間は、動物の一種ですから、本能に従って生きるだけでも良いはずです。
ですがなぜか人間は、それが出来ない動物なのです。
社会やルールと言うものが生まれ、それに従う事を求められます。
もしそれが明解で合理的なルールであるならば、それを了承するのはそれほど困難では無いでしょう。
ただ人間は、その複雑な思いと力関係から、生まれてくる新しい人達には受け入れる事の出来ないものをつくり出す事もあります。
また、それまでの価値観の中には入り切らない、新しいものをつくり出す事があります。
そして、新しいものが社会の価値観を大きく変えていく、そういった出来事は、歴史上何度も起きています。
新しい発明や考え方は、社会のあり方、あるいは、ものの見方を大きく変えてきました。

ただ、人間の本能を司っている小脳の上にある大脳は、そのすぐれた柔軟性のためか、場合によっては人間の生活を脅かすようなものにもなりかねません。
価値を高次元にまで高めていく行為は、場合によっては生活の邪魔になる事もあります。
はたして、どこまでその価値を高めていく必要があるのか?
またその価値が果たして人間にとって必要なものなのか?
つまり文化は、常に見直しを迫られる宿命をもっています。

もし人間が価値を作らずに生きていけるなら、そんな事をする必要は本来無いはずです。
人間は不完全な存在であると言えます。
ただもしかすると、必然性のある不完全なのかもしれません。

人間の行為は、常に未完です。
それは、人間の行為は完成が目的では無いからです。
大切なのは、その過程の中で何と出会ったか。誰と関わったのかと言う事です。
芸術とは、より多くの人と関わっていこうと意欲する事です。
偉大なる未完をめざす事です。

3. あらゆる人は芸術家である。

これはドイツの芸術家ヨーゼフ・ボイスの言葉です。
私も『あらゆる人は芸術家である』と、思っています。

ただ、注意しなくてはいけないのは、これは誰でも絵描きになれたり、歌手になれたりすると言う意味ではありません。
これは、くり返し誤解されてきた事です。
もっとも誤解を生みやすい言葉を残したボイスにも、責任はあると思いますが。

このことばの大切なところは、絵を描く事、歌を歌う事が、芸術なのでは無いということです。
絵を描いていても、それが芸術になっていない事はありえます。
形式の中に芸術があるのではありません。
芸術とは、わかりやすく言えば『感動』を人に伝えていく事です。
芸術家は、よくこれを『コンセプト』と言い換えたりします。
またヨーゼフ・ボイスならば、『熱』と言うでしょう。
なぜ『感動』が必要なのか?
『感動』が無ければ、人の心を動かす事は出来ないからです。
芸術は、実に単純な原則でできています。

芸術は、基本的に何も変わっていません。
西洋だろうが、東洋だろうが基本は何も変わりません。
恐らく人類が発生した頃から、芸術は何も変わっていないと言えます。

芸術には様々な形式が存在しますが、それには歴史的な意味があります。
もちろん、そう言った歴史を無視する事は、良くありません。
なぜなら、過去に生きてきた人々の痕跡はたくさんの事を私達に教えてくれるからです。

ですが、大切なのはそう言った形式の中に芸術があるのではない、ということです。
感動を伝え、(美の)価値観が変わるような活動ができれば、それだけで芸術活動です。

美しい花を見たとします。
その事を誰かに伝えたとします。
その言葉によって、その美がうまく伝わったとするなら(感動が伝わったなら)、それは芸術活動です。
教師が自分が感動した考えを、授業の中で伝える事ができたなら、それは芸術活動です。
子供が今日会った一番楽しかった事を母親に話す事、それも芸術活動です。
ボイスは『教育活動とは芸術活動そのものだ』と話しています。

芸術とは、社会的な価値観を作り変えていく事です。
つまり教育活動とも言えます。
たとえ、観客がたった一人でも良いのです。

 

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アート オブ リビング

暮らしの芸術

 

という言葉を知り合いの画家の方から教えていただいたことがあります。

 

土のある暮らしで創る素晴らしいお米や美しいお野菜を創り、喜んでいただくことも素晴らしい芸術活動ですね。

そしてこうしてブログを書いたりfacebookに投稿することもそうかもしれませんね。

 

 

 

 

ホームページ

中村てつろうの公式サイトです。

http://tetsurock.jimdo.com/

 

 

☆ファーストシングル「しあわせのはな」発売中です♪

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お気軽に「peace bird records」までご連絡ください。

(メール) tetsurock358@yahoo.co.jp

(電話) 090-7449-4635

 

 

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◎チチビスコ  ※鹿児島市天文館にあるカフェです。

(facebookページ)

http://www.facebook.com/titibisco

 

◎十字屋クロス  鹿児島市中町2-14   ※天文館です。

 

◎レコードショップひまわり  鹿児島市東谷山2-6-2   ※谷山電停近く

 

◎地球畑カフェ 草原をわたる船  鹿児島市下荒田3丁目17-1 ※荒田八幡宮近く

 

◎そよかぜ@ファーム  鹿児島市小松原1-54-2

(電話)099-296-1860

《サイト》 http://soyofarm.exblog.jp/

 

◎地球畑 谷山店  鹿児島県鹿児島市東谷山5丁目27-3

(電話)099-822-1055

《サイト》 http://tikyuubataketaniyama.chesuto.jp/

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今日もお陰さまです。

ありがとうございます。

 

 

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