古梅園の墨

蒸し暑い日が續いています。昨日の夕方、鹿児島市内にいたのですが、すごい湿氣でした。その後、雨が降りました。今日は七十二候の『土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)』でしたが、この言葉のような日でした。本日の書は『土潤溽暑』を書きました。氣温が30度ほどあった蒸し暑い室内で書きましたが、暑さや湿度に書も影響を受けているようです。〜書の道具について。。。ここのブログでアップしている書は、基本的にいつも手漉き半紙に書いています。墨は固形墨の油煙墨です。最近手に入れたお氣に入りの、この油煙墨は古梅園という製墨業の会社のもので、創業1577年、日本最古の製墨業の会社でした。このことを知らないで、この油煙墨を手に入れたのですが、墨の裏に金色で書かれている『古梅園』をインターネットで調べたら、この事實を知り、感動したのでした。この固形墨は香りが良くて、天然水を使って墨を摩るのが、ますます樂しくなりました。

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